武田 秀樹 取締役 最高技術責任者行動情報科学研究所 所長
2021年11月21日
清政 貴文 行動情報科学研究所研究開発チーム 主任 AIエンジニア
2021年12月17日

板脇 基文

行動情報科学研究所 製品開発チーム 部長


日本から世界一を目指す

私は日本有数の社員数を誇る大企業に勤めていました。一方で家族や親しい友人からは、私は安定志向が低くチャレンジを好むと言われることが多く、自分の性格と経営が安定している大企業に勤めていることに矛盾を感じていました。そんな時に出会ったのがFRONTEOでした。国際訴訟支援やeディスカバリなど私が知らない市場にテクノロジーで挑み、AIを使用してマネタイズしているということに衝撃を受けました。なおかつ社長は世界を目指し、さらには世界一という目標を掲げている。私の中にあったチャレンジしたいという気持ちが揺り動かされました。

組織の線を超える

そして約30年勤めた会社に別れを告げ、FRONTEOにリーガルテックAI製品の開発部門の責任者として入社しました。初めての転職です。入社して驚いたのが、社長や上司であるCTOの担当範囲の広さと深さです。以前勤めていた会社はいわゆる大企業で、縦割りにされた各部門と役職による階層で組織化され、各々の社員の担当範囲がとても明確でした。そして何らかの理由で組織や階層の線を超える時は、非常に気を遣うという状況でした。しかしFRONTEOは縦割りも階層も関係なく、むしろ線を超えて課題を解決していくことで評価をされます。そこには責任が伴いますが、その分自由も多くとても働き甲斐を感じています。

AIをサービスの中心に

私が担当するリーガルテックAIの製品開発部門では、米国の民事訴訟で必須の手続きである証拠開示制度「ディスカバリ」に対応するための製品を開発しています。私が入社する以前から自社開発したツールがあり、このツールによりFRONTEOはディスカバリの支援サービスを提供してきました。しかし、従来のサービスから当社のAIエンジン「KIBIT」を活用したリーガルテックAIサービスに軸足を移すために、KIBIT中心のツールが必要となりました。ディスカバリを実施するにはいくつかの工程があるのですが、レビュー品質を落とすことなく高速化を実現する「KIBIT Automator」など、開発を担当した全製品をローンチし、現在は新たなツールで全ての工程を処理できるようになりました。

Deep Dive Domain

現在、これらのツールを使った案件の拡大を日米で進めています。ここで非常に意義があるのが、前述した「線を超える」です。ディスカバリの主戦場である米国には多くのユーザーがいます。そこで米国に渡りディスカバリの現場でスタッフたちの生の声を聞き議論しました。そこでディスカバリについて知らないことがいかに多いか、自分の無知を思い知らされました。その後、自分でも実際の案件のオペレーションに入り込み、私の部門が製造しているツールでお客様にサービスを提供する経験もしました。いまでは彼らが主張する要望が数段深いレベルで理解ができるようになりました。彼らと内容の濃い議論ができるようになり、開発や改修も良い方向に進んでいます。CTOが常々口にする「Deep Dive Domain」という言葉があります。AI活用のキモはどれだけ現場を知っているか、どれだけ業務を理解しているかにかかっているということです。その言葉の通りもっともっと深くこの分野に入り込むことでさらに良いプロダクトを作っていきたいと思っています。

新たな成長段階を迎えて

我々は、リーガルテックにおけるAI活用のあるべきひとつの姿を実現できたと自負しています。実際に手応えもあり、新たな成長段階を迎えています。この成長のためには、これまで以上に開発スピードを上げ、開発者の層を厚くしていくことが今の私に課せられた使命だと思います。そしてゆくゆくはディスカバリの本場米国で認められるリーガルサービスを実現するツールを作り、シェアナンバー1、その先の世界一を実現したいと思います。一緒に世界一を成し遂げるツールを開発してみませんか。

FRONTEOの企業理念

FRONTEOは「記録に埋もれたリスクとチャンスを見逃さない」
ソリューションを提供し、情報社会のフェアネスを実現します。